「関わる命全てが幸せである仕組み」

オーガニックスキンケアとは、薬品や化学成分を使わずに栽培された素材を使ったスキンケアの事です。肌だけではなく環境にも優しい製品です。

そしてそれは「関わる命全てが幸せである仕組み」
そう教わったのはオーガニックの本場「ドイツIOBオーガニック専門家資格講座」を受けた時のことでした。

地球に存在する生命は何一つとして独立して生きてはいけません。

私たち自身も地球上の多くの人、生物、物質から多大な恩恵を受けて生きている。

あなたが今着ている服も、今日明日食べる食事も
どこかで、誰かの手によって、何かの生物の力を借りて地球上の恩恵を得ながら生まれたものばかり。

私たちは、地球上にあるもので、生かされていると言った方がいいかもしれない。(ドイツIOBオーガニック専門家資格講座より抜粋)


オーガニックの本当の定義を考えた時、流行やファッション感覚でオーガニックを捉えず、なんちゃってオーガニックな商品を作らず本物を伝えなくてはなりません。

では「オーガニックコスメ」と「ケミカルコスメ」の違いって何でしょう?

オーガニックコスメ
健康な肌を作る

オーガニックコスメとは農薬や化学肥料を使わずに有機栽培された植物のパワーを活かし、肌の状態を健康に保ち美しい肌を持続するコスメです。

主成分:オイル、バター、ワックス、水、芳香蒸留水

オーガニックコスメは鉱物油の代わりに色々な効果効能を持つとされる、植物のオイルやバター、芳香蒸留水を主流に使って作られています。
また、使用される植物の多くが有機栽培で育てられ有機加工されたものであることから、生産・製造プロセス自体がエコでフェアで持続可能になるよう配慮されています。

つまり肌が健やかで美肌になるばかりではなく、オーガニックコスメを使うことによって自然界で微生物や酵素によって分解され環境に悪影響を与えないこと、生態系を破壊させないことにも役立つという分けです。

ケミカルコスメ
見た目をよくする

一般に市場で売られているケミカルコスメは、合成成分鉱物油(ミネラルオイル、ワセリン、パラフィンなどと表示される)や合成界面活性剤・合成ポリマーなどを使って出来たコスメです。

このような鉱物油が含まれているコスメを使い続けることにより、肌本来が持つ保護機能が低下し乾燥肌・トラブル肌を引き起こす可能性が考えられています。

主成分:鉱物油=石油を蒸留し精製したもの

バリア機能が正常な肌とバリア機能が壊れた肌のイラスト

分かりにくい化粧品の成分名ですが、こちらの表を参考に今お使いの化粧品の裏面ラベルをチェックしてみてはいかがでしょうか?

界面活性剤

合成界面活性剤は、本来、混ざらない水分と油分を混ぜ合わせるための成分です。

脂汚れを水に溶かす洗顔成分や、水と油を混ぜ合わせて作るクリームの乳化剤として使われます。合成界面活性剤は大切な皮膚のバリアを破壊し、肌を薄くして乾燥肌を招きます。

化粧品に「浸透」という言葉がよく使われますが、合成界面活性剤で皮膚のバリアを壊し、化粧品に使われる成分を皮膚の内部まで行き渡らせることを意味しています。

化粧品の中でもっとも多く使われる問題の成分です。

他にも合成防腐剤、鉱物油や合成の油性成分合成ポリマーなど出来れば避けたい成分名を参考にしてください。

避けたいチェック成分
合成界面活性剤 ラウレス―3
ラウリル硫酸Na
PEG―○○
合成防腐剤 パラベン(エチルパラベン、メチルパラベンなど)
フェノキシエタノール
安息香酸Na
鉱物油や合成の油性成分 ミネラルオイル
パラフィン
ベンジルアルコール
合成ポリマー ポリクオタニウムー6
ポリ酢酸ビニル

(日本オーガニックコスメ協会より抜粋)

化粧品を作るときに最も考えることは乳化剤と合成界面活性剤を使用しないこと

オーガニックコスメの選び方について

オーガニックコスメにはまだ統一された認定基準がありません。

たとえオーガニック素材がたった0.1%しか含有されていなくても、その製品を「オーガニックコスメ」とうたうことができるのです。
したがって消費者は「本物のオーガニックコスメ」と「なんちゃって」オーガニックコスメを成分で見分けるしかありません。しかしそれは簡単な事では有りません。

国際基準のコスモスCOSMetics Organic Standard基準では、いくつかの石油由来の成分も使用可となっています。
日本ではオーガニックコスメの材料そのものがまだ少なく化粧品に使っていくのはなかなか難しいのが現状です。

monte sapo八ヶ岳では認証を取ることを優先しないで、製造者のモラルを第一に考えて、安心してお使い頂ける製品を生み出すことに力を注いでいます。

monte sapo 八ヶ岳の商品化の流れ

スキンケアはmonte sapo 八ヶ岳の小さな工房で製品化している他、
長野県伊那の広々とした農場を持つ化粧品工場で製品化をお願いしております。

全てのスキンケアはmonte sapo 八ヶ岳が企画し、農学博士のアドバイスを頂きながら一つ一つ丁寧に製品が生まれます。

有機農場・化粧品製造 → monte sapo 八ヶ岳 → 消費者

このシンプルな流通で「良い物を出来る限りお求めやすく」を実現しています。